イタリアのことなのにイタリア語では知られていない残念な単語

イタリア語 語彙

実は元々イタリア語であるのになぜか日本語では他の言語で定着している言葉があります。
ランキング形式で独断と偏見により発表いたします。

第3位  アルルカン
 日本語では道化師、という意味でアルルカンという言葉をよく耳にします。実はこれは元を辿ると、イタリア語のアルレッキーノ(Arlecchino)にたどり着きます。(英語ではハーレクイーン)彼はcommedia dell’arteというイタリアの即興喜劇(日本でいう生コントに近いか?)の主人公です。ピカソのアルルカンという絵が有名なのでこれが定着したのでしょうか(ちなみにピカソはスペイン人ですが😱)イタリアには各都市にその都市を代表するキャラクターがいて、アルレッキーノはロンバルディアの都市ベルガモのキャラクターです。チョコレートで有名なジャンドゥーヤ(Gianduja)も元はといえばトリノのキャラクターです。

第2位  マッターホルン
イタリアと、スイスの国境にある国なのですが、なぜか日本ではイタリア語でもなくフランス語でもなく、ドイツ語マッターホルンとして知られています。ちなみにイタリア語ではCervino(鹿の角)と呼ばれています。すぐそばにMonte Rosa(日本語でもモンテローザ)があります。またアルプスの中にある有名なモンブランはみなさん知っての通りフランス語で、日本ではMonte Biancoという人はあまりいませんね。

第1位 ルネッサンス
なぜリナシメントが日本ではルネッサンスと言われるのか、おそらく英語でもルネッサンスだから、なのだからなのだろうか。納得いかないなあ、とイタリア語を学んでから感じた、のは私だけではないであろう。

番外編

シャルマ方式
スパークリングワインの製法で有名なものではシャンパーニュ方式(metodo classico)ですが、より大衆的な方法としてシャルマ方式が知られています。実はこの手法を考え出したのはマルティノッティというイタリア人なので本当のところマルティノッティ方式と呼ぶ方がいいのではないかと考えております

special thanks to:Angelo

コメント

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