ディーゼル or ガソリン

外国の人と話していると、言語の問題ではなく、言葉に対するイメージで話が通じなくなることがたまにある。
例えばディーゼル燃料(イタリア語ではディーゼルがgasolioでガソリンがbenzina😱イタリア語でdieselというとディーゼルエンジンを指す))は日本では石原慎太郎都知事の発言が元になり、環境を汚染する悪者というイメージが伴うが、イタリア人は どちらかといえばクリーンなイメージを持っており話をしていて噛み合わないことが多い。 また日本では軽油(ディーゼル燃料)はガソリンよりも安いというのが相場であるが、ヨーロッパでは逆になっている国もあり、日本人のイメージでディーゼル燃料を語ると本当に話が噛み合わないこともよくある。
実際マツダ車などはクリーンディーゼル車なども作っているが、なかなか日本人のイメージを払拭するまでには行かないようである。
またヨーロッパはディーゼルからEVにシフトし始めてディーゼルももう過去のものとなろうとしている今後日本はどうなるのであろうか?

余談であるが日本語のベンジンもガソリンもイタリア語ではbenzinaである。(ベンジンはガソリンの一種)原油からの精製物にはベンジン、ガソリン、ナフサなどがあるが、英語ではベンジンはnaphthaと呼ばれており混乱が生じている。

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