ブドウの木(という概念)は日本にしかない

イタリア文化

は?
ブドウ畑なんて写真でもテレビでもなんでも見ているけど、、そう思うかもしれません。
ブドウの実がなる植物を日本ではブドウの木と言いますが、イタリア語(そして英語でも) ブドウの木という概念はありません。
じゃあ あれは何?
このようなツッコミが入るかもしれません。

日本では植物は草木と言って主に木と草に分けられます。
ところが西洋では草と木の間につる性植物という概念があります。

自分の茎では自立できない植物(朝顔、ぶどう、藤、など)はつる性植物になります。

例えば りんごの木は l’albero di mele(またはmelo)ですが ブドウの木は彼らからするとalberoではないのでl’albero di uvaとは言わず il viteになります。(viteの元の意味はつる)

英語でもブドウの木は grape tree とは言わず grapevineといいます。彼らにとってはブドウの木ではなく ブドウのつるなのです。

そういえば日本でも りんごの森 とか林とかは言いますが ブドウ林とは言いませんね。

じゃあフランスプロバンスにある vigne vieuxはどうなんだ 自立しているぞ というツッコミが入りそうですが、日本人には木に見えてもフランス人にとっては木ではないのです。

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