イタリア語の教科書には、近過去の助動詞は、自動詞の場合、essereをとり、他動詞の場合 avereをとる、と書いてあるものが多い。
ところが実際はそう単純ではない。
andare、usicreなどの移動を表す動詞の場合、 essere を取ることは明確であるが、例えばcorrereはどうであろう?
移動をあらわす動詞だから、essere、でもHo corso.というのも見たことあるぞ、、となってしまう。
正解は目的地を持って移動する場合 essere
Sono corso a casa ieri.
ただ「走る」という行為を表す場合(自動詞であるが)avereとなる
Ho corso per due ore.
correreと同じ方式を取る動詞として volareがある。
ここで非常に興味深いことだが、camminareは常にavereを取る
ho camminato a casa.
またricorrereという動詞があるが、これは移動を伴っていても 行為であっても常にessereを取る。😱
かなり大雑把ですがまとめです(例外がありすぎて本当は個別に覚えるしかないです)
1, 他動詞はaver
2, 自動詞で移動,変化をあらわすものは基本的に(移動0を表すrimanereなども)essere(例外camminare)、またbisognareなどの非人称動詞もessere
3, 自動詞でも移動、変化をあわわさないものはavere取ることが多い(例外多数 piacereなど)
4, cambiareのように自動詞(変わる) 他動詞(を変える)の二刀流は自動詞essere他動詞avere
5, piovere nevicareなど天候を表す動詞はどちらでも良い
また今更いうまでもありませんが再帰動詞はessereです。
thank you Thom!