(語学的に)残念なイタリア料理店

イタリア語 語彙

先日あるレストランに入り見つけてしまったメニュー
“アファガード”
アッファガート(affogato)だよなあ、と心の中で叫びレストランを後にした。

街で見つける高級そうなリストランテでも間違っているイタリア語は多い。
中でも残念だと思っているのがaroma fresca.
確かにアロマフレスカって韻を踏んでいて語感はいいのだけれど。
aromaは例外的にaで終わる男性名詞である。よって正しくは aroma fresco

友人のイタリア人にこれはどう感じる?と効いて見たところ、やっぱり少し変に感じるそうだ。
このグループには同系列の姉妹店があり aroma classicoという。2号店を出す前には間違いを気づいていたらしく、aroma classicaではない。
もはや1号店は予約の取れない有名店になってしまって、今さらアロマフレスコです、なんて名のるのは、難しくなってしまったということか?
 私は広尾にあったとき、また銀座に移動してからも何度か訪れているが、(個人的には広尾にあった時が一番良かった)料理的は素晴らしいので、(語学的には)かなり残念な店である。

飯田橋にあるgli scampi もともとはちょっと違う名前だったと記憶しているが、再び見た時に今の名前に訂正されていた。good gob!

foto:gracias! Jorge

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