2021-03

イタリア地理

トゥーリンって何?

イタリア語の都市は英語は違って呼ばれていることは皆さんご存知だと思います。例えば、MilanoはMilan、VeneziaはVence(これはベニスの商人でも有名で日本本でもベニスと書いてあるものがありますね)NapoliはNaples、 ...
イタリア料理

カフェオレとカフェラテの違いわかりますか?

カフェオレはフランス語でカフェラテはイタリア語です。 でもそれで終わりではありません。喫茶店によっては、カフェオレとカフェラテの両方のメニューがあります。カフェオレは確かにフランス語caffè au laitで直訳すると 牛乳とコーヒーです...
日本文化

皇室はロイヤルファミリーではない

日本の皇室はイタリア語を学ぶまではロイヤルファミリーだと普通に思っていた。  しかし英語のroyalはイタリア語で言うとregale 、つまり皇(emperor)に対応する言葉ではなく、王(king)に対応する言葉である。英語ではroyal...
イタリア語文法

ho dovuto andare , avrebbe dovuto andareは間違いではない

andareは近過去にしたときに補助動詞essereを取るからho dovuto andareは間違いでしょ?  そうともいえません。確かに文法書はessereを取るものはessereを使う、avereを使うものはavereと書いてあります...
イタリア料理

レンズ豆に感じる違和感

レンズ豆ってレンズに似ている豆だからレンズ豆っていうんでしょう? 半分あっているが半分間違っています。lensという言葉は元々は豆を意味するラテン語からきた言葉です。光学レンズはその豆(現在日本でレンズ豆と言われている豆)に形がにているので...
イタリア語 語彙

カニにまつわるエトセトラ

イタリア語にprender un granchioという表現があります。どういった意味でしょうか? 実は’ヘマをする’という意味です。カニを捕まえるとき大抵ハサミで指をつかまれることからきています。またgranchioには痙攣という意味もあ...
イタリア料理

黄身は赤身?

日本語では卵は黄色いことになっているが、イタリア語では黄身(tuorlo)は赤いことになっている(rosso d'uovo)  国が変わると感じ方も変わるものだ。英語でもyellow yolkという言葉もあるぐらいで黄色だと感じているんだろ...
イタリア語 語彙

acqua dolceは甘い水ではない

acqua dolce と言われると甘い水!と思いたくなるが、残念ながらそうではない。淡水、真水を表す言葉である。ちなみに甘い水は acqua zuccherata 似ているようだがちょっと違う。 これは英語でも間違いやすい言葉で、英語で真...
イタリア語文法

ci mancherebbeを考えて日本語を学んだ話

ci mancherebbe(altro)はよく使われる表現であるが、文法的に考えるととても説明し難い言葉で、イタリア人ネイティブに文法的説明を聞いても?となる表現である。まずci mancherebbeは、grazie! と言われたとき、...
イタリア料理

トマト or コリアンダー イタリア料理といえば?

トマトとコリアンダー、イタリア料理の食材として使われるのはどっち? という質問があれば100人中100人がトマト(pomodoro)と答えるかもしれない。ところが500年前のイタリアではそうではありません。皆さんご存知の通りトマトの原産は南...