オリンピックのトーチリレー、マスコミでは盛んに聖火、聖火と言われています。
何も考えずにこれって聖なる火なんだと思っていました。
でも良く考えると、確かに聖夜はクリスマスに関係あるけど、聖火は宗教には関係ありません。
実はイタリア語では聖火はfiaccola olimpicaと言います。文字通り オリンピックの松明です。
この火は古代オリンピックの神殿で点火されるため、宗教的要素がないとは言い切れませんが、現代オリンピックでは単なるデモンストレーションになっています。
日本でも元々はオリンピックかがり火と言われたようですが、いつの間か聖火という言葉が使われ出したようです。
ちなみに英語ではOlimpic torchと言います。
イタリア語のtorciaは元々松明の意味でありますが、今はほぼ懐中電灯の意味で使われます。