イタリア料理

イタリア文化

alla Rossini

ロッシーニといえばイタリアを代表する大作曲家であり、セビリアの理髪師、ウィリアムテル序曲などが有名だが、美食家として数々の料理に名を残している。日本で言えばロッシーニ風ステーキ、これはイタリア料理というよりはむしろフランス料理で牛ステーキの...
イタリア料理

ショートケーキと日の丸弁当

イタリア語でケーキといえばtortaと条件反射的に覚えている人もいるようですが、本当はとっても複雑です。例えばアップルパイ 英語ではapple pieですが、イタリア語ではtorta di meleとなります。パイ生地はイタリア語ではpas...
イタリア料理

ciuffo del calamaro(直訳するとイカの前髪)

ciuffo は直訳すると前髪という意味です。ぱらん、と前に落としている髪のことですね。また 前髪ではなくciuffo ribelle(寝癖)のように前髪でなくても使われます。 それではciuffo del calamaroとは何を意味する...
イタリア料理

gelato =アイスクリームではない

イタリア人と話していて、夏の話題 gelatoのことになった。 イタリアには日本のアイスキャンディみたいなものもあり、ghiacciolo(つららと同じ)という。これはもちろん日本ではアイスクリームではないのだけれど、イタリア語ではgela...
イタリア料理

アンチョビに関してエトセトラ

アンチョビはカタクチ鰯を塩漬けにして発酵させたものです。イタリア語では カタクチ鰯はaliceまたはacciugaといい、アンチョビソースはacciugataといいます。日本でも同じようなものとして鮎で作られたうるかなどがあります。 またア...
イタリア料理

イタリア人は点を3次元的に捉えている

日本人的には、点は1次元です。(100歩譲って2次元でもいいかも)しかしながらイタリア人はpuntoという言葉を3次元的に捉えています。 なぜかというとpuntoという言葉はpungere(突く)という動詞の、過去分詞(partecipio...
イタリア料理

(衝撃)カプチーノの発祥はイタリアじゃなかった

カフェラテもカプチーノもイタリア発祥だと思っていました。(このyoutubeを見るまでは)もちろんカフェラテはイタリア発祥の飲み物です。しかしながら実はカプチーノはイタリア発祥の飲みものではないのです。日本語の文献ではほとんどがカプチーノは...
イタリア料理

ピノ・ネロ or ピノ・ノワール

ワインのブドウ品種(vitigno)ですが,ピノ・ネロ(イタリア語)とピノ・ノワール(フランス語)は同じ品種です。 ワインだけではなくほぼ全ての分野において、イタリア語がフランス語に比べてマイナーなため、フランス語の方が幅を利かせています。...
イタリア料理

口封じか?ちいさな鳥かごか?

スパークリングワインのコルクの上にある針金の部分 なんていうかご存じでしょうか?この針の部分と、王冠の部分を合わせてミュズレと言います。フランス語で「口封じ」の意味だそうです。 イタリア語では針金の部分をgabiettaといい(小さな鳥かご...
イタリア料理

大根とカブと菜の花

大根とカブの違いわかりますか?形が違うだろ!というツッコミも入りそうですが、そうではありません。例えば聖護院大根と聖護院蕪は同じ形をしています。形で大根とカブを分けることはできません。また二十日ダイコンをカブだと思っている人もいますが、二十...