日本人はlとr、bとvが聞き取りにくいといわれているが、聞き間違いと言うのは世界共通に存在する。イタリア語では、聞き取りの間違い(特に電話なので)を防止するため、タイトルのようにただdというのではなく、d come Domodossolaなどという表現を使い、alfabeto telefonicoと言われている。なぜか地名が使われることが多く、このドモドッソラという都市も、この用法以外ではあまり聞いたことがない。(一応世界遺産もあるのだが)
特に日本人は
L come Livorno R come Roma
B come Bari V come Venezia
および自分の名前ぐらい(リボルノ、バーリってどこかわかりますか)
は覚えていると便利であろう。
(Livornoはトスカーナにある都市)
田中さんならT come Torino, A come Ancona, N come Napoli, A come Ancona, K(cappaこれは元々イタリア語にはないのでそのままcappaと呼ばれる)、A come Ancona
といった具合である。