2022年カタールのサッカーワールドカップに日本はなんとか出場することが決まったと思ったら、スペイン、ドイツのいる死の組に入っていまいました。運がいいのか悪いのか。
さてイタリアですがヨーロッパ選手権で優勝したにもかかかわらず、2回連続でワールドカップの出場権を逃してしましたました。ご存知の通りイタリア語では、サッカーはcalcioと言い,calciare(蹴る)という言葉と語源を同じとする言葉です。もともとサッカーという言葉も国際的にはなく association footballが rugby footballと同様に associationと呼ばれ文頭のaが取れた後、なまってsoccereになったと言われています。余談ですが日本にサッカーが伝わった時,最初はソッカーと呼ばれていました。
さてでは、本日の見出しはどう訳すでしょうか?
「私たちサッカーがないと生きていけない」でいいですかね、、
実はイタリア語ではcalcioは別の意味があり「我々にとってカルシウムは必要不可欠だ」とも訳せます。語源から見てサッカーとカルシウムはなんの関係もありません。calcioはラテン語でカルシウムを表すcalcisから来た言葉です。
石灰はカルシウムからできた化合物で、生石灰(酸化カルシウム calce viva)、消石灰(水酸化カルシウム calce spenta)に分かれます。また石灰を用いて作る建築技術 コンクリートはcalcestruzzoといいます。日本の観光地としても有名な鍾乳洞の鍾乳とは石灰を表し、gratta calcareaまたはgratta di calcioと言います。