ローマという市の中に二つの国がある。日本人にはピンとこないかもしれない。
ただ外国人にとっても東京のど真ん中に不思議な場所がある。
そう皇居である。
皇居も普通の日本には入れない場所があり、また誰も知らない世界が広がっている。バチカンと皇居を比べてみることによって、我々日本人にもバチカンが身近になってくるかもしれない。
まずバチカンの面積であるが、44ha(東京ドームは約5haなので約10個分)であり皇居の面積115ha、外苑も含めると230haとなっており、皇居の方が大きい。我々はローマのど真ん中に不思議な国があるんだなあ、と漠然に思っているが、日本を訪れる外国人にとっては東京にも不思議な国があるのかもしれない。
ちなみに世界で2番目に小さい国はモナコ公国で 202haで外苑を含めた皇居よりちょっと小さい。またイタリアに存在するもう一つの小国サンマリノは6120ha(世田谷区と同じぐらい)で少し桁が違います。